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職人的な勘

最近、リノベーションの依頼が多くなった。リノベーションの仕事は(リノベーションに限らないが)、ノウハウとして書けないノウハウがあるような気がする。
ある程度機転を利かせないと解けてこない。ざっくりと書くと、一つはプラン的な処理であり、一つは設備的な思い切りである。クライアントとのやりとりのなかでのヒントやコストなどの観点から、分析するまでもなく、ピーンときたものがだいたい答えになる。
この手の勘は、ピアノの練習といっしょで、続けることで磨く、そして維持できる勘のようなものだなつくづく思うけれど、いってみれば職人的な勘なんだろうと思う。
職人さんに質問すると、とても歯切れよく、間髪いれず返答が返ってくる。(ときにして
彼らは出来ることを出来ないともいう。それは職人の職業的な、すなわちお金があわないと
判断したときだ。)実はそこには膨大な量の体で覚えた知識が一瞬にして結びつきあい
返答しているのであろう。
よく建築の仕事をうまくなりたければ辞めないことだ、とはいうけれど、
つまり職人としての勘を磨けということなんだろうと思う。

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